Concept

コンセプト

定期的な通院が可能な受付時間の設定

現代社会ではストレスによる不眠、不安、抑うつ気分や気力低下、食生活の変化に伴う生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)、長時間労働・OA機器の普及による肩こり・頭痛などが増加しています。しかし、定期的な通院は多忙な方には負担となっていました。 当院では診療受付を平日9時30分から20時まで行っており、お仕事や学校などを休むことなく、治療を受けることが可能です。
心療内科を初診される患者様には、可能な限り、ていねいな診療を行うため、予約制(30分~)としております。

院内処方で安心システム

患者様の安心のため、院内処方を採用しております。診察後お薬を受け取るまで、開放感のある待合ホールでゆったりとお待ち頂けます。お薬の効能や副作用、服用方法に関しての説明書も院外薬局と同じようにお渡ししております。看護師や職員の目が行き届きますので、具合の悪い患者様にとっても安心です。また、患者様や周辺地域の方々の安全のため、万が一の心臓発作・心停止からの救命率を大幅に向上させることが可能な、AED(自動体外式徐細動器)を設置しております。

お車で来院の患者さまも安心の広々駐車場

お車で来院の患者様の安全のため、駐車場には十分な照明を配置し、駐車スペースを広めにご用意しておりますので、夜間や悪天候の際も気にすることなく来院可能です。

安心・安全のバリアフリー診療所

診療所内へのアプローチは、バリアフリー設計にて、緩やかなスロープ・段差部分へは手すりを設置しており、ご高齢の患者様や車いすをご利用の患者様も安心してご来院可能です。院内には、車いすをご使用の患者様用のトイレ(ベビーベッド完備)や、貸し出し用の車いすも設置しております。

院内処方とは?

院内処方とは、診察を受けた病院や診療所などの医療機関内において、薬剤の受け取りが行えることをいいます。一方、院外処方とは医師から処方箋を受け取り、病院や診療所の外の調剤薬局でお薬を受け取ることをいいます。

患者様にやさしい院内処方

当院では、院内処方を採用しているため、患者様は診察後お薬を受け取るまで、待合ホールでゆっくりお待ち頂けます。看護師や職員の目が行き届きますので、具合の悪い患者様にとっても安心です。また、会計をしている間に調剤を行うことで、より短い待ち時間でお薬をお渡し出来るよう工夫をしております。お薬の効能や副作用、服用方法に関しての説明書も薬局と同じようにお渡ししています。
更に、院外処方に比べて、院内処方では500円前後お安くなります。つまり、院外処方では、調剤薬局での調剤料が加わりますので、必然的に高くなります。当院では院内処方ですので、調剤料などのお薬に関する諸費用が最低限ですむために割安になります。

もちろん院外処方にも利点があります。
ご高齢の方などでは、複雑なお薬の飲み方が出来ない場合があります。そのような場合、薬局では、朝の分・昼の分・夜の分といったように分包してもらうことができます(ただ、この場合、途中での薬の変更が難しく、調剤薬局での分包の手数料分、患者様のご負担金額が増えます)
また、他院からご紹介いただいた患者様などで特殊なお薬を内服されている場合や、当院で採用していないお薬が必要な場合などでは、院外処方にて対応させていただきます。ご了承ください。
当院では余程の社会情勢の変化がない限り、窓口で直接お薬をお渡し出来る、院内処方を継続いたします。

院内処方のメリット
  • もう一度薬局へ行く必要がなく、患者様の手間や時間を省けます。
  • 調剤薬局の手数料分、自己負担が少なくて済みます。 (院内処方では院外処方に比べ“500円前後”薬剤料以外でお安くなります。)
  • 患者様の様態をカルテや担当医に直接確認することが出来るため、お薬の説明を的確に行えます。
  • 薬剤の追加・変更・取消が院外処方に比べ、簡単に行えます。

ジェネリック医薬品について(後発薬品)

ジェネリックとは?

医療用医薬品には、同じ成分で、高い薬と安い薬があるのをご存知ですしょうか?高い方は、日本で最初に発売された薬で先発医薬品(先発品)と呼ばれており、安い方は新薬の特許が切れた後に厚生労働省の承認を得て発売される薬で、後発医薬品(ジェネリック)と呼ばれます。

なぜジェネリック医薬品は安いのか?

新薬の開発には、長い年月と莫大な開発経費が必要とされ、さまざまな研究開発の過程を経なければなりません。一方ジェネリックは、医療機関へ自社の製品をPRする経費や人件費が少なく、研究・開発にかかる費用も節約できるため、先発品より低価格で提供することが出来るのです。

ジェネリックと先発品の薬価の差はどのくらい?

ジェネリックの薬価は先発品の2割程度までの薬価に定められています。たとえば、先発品100円とした場合、ジェネリックは80円~20円程に下がることになります。

●1日1錠・30日処方した場合の差額(例)

先発医薬品 ジェネリック医薬品 30日処方した
場合の差額
安くなった割合
アレジオン(20)
花粉症などの治療薬 146円
エピナスチン(20)
30.3円
3,471円 8割
バップフォー(20)
頻尿などの治療薬 109.8円
バップベリン(20)
45.8円
1,920円 6割
メバロチン(10)
高脂血症の治療薬 84.8円
プラバスタチン(10)
33.7円
1,533円 6割
メインテート(5)
高血圧症などの治療薬 106.4円
ビソプロロール(5)
16.8円
2,688円 8割
レンドルミン(0.25)
不眠症の治療薬 27.5円
グットミン(0.25) 
11.1円
492円 6割
パキシル(20)
うつなどの治療薬 160.7円
パロキセチン(20)
67.9円
2,784円 6割

たただ、以下の資料のように、ジェネリックは、製造会社間の価格差を認めることがあります。当院では、安心して患者様に処方するために、価格だけにこだわらず、品質や安全性、安定供給体制等を評価の上、信用できる製造会社のジェネリックを採用して処方しております。

先発品(例) 値段(円/ 1錠)
アレジオン錠20mg 146
ジェネリック医薬品(例) 値段(円/ 1錠)
A錠 102.7
B錠 89.4
C錠 56.2
D錠 37.9
E錠 30.3

先発薬品と後発薬品について

多くの患者様が誤解されていることは、全ての薬にジェネリックがあるということですが、これは違います。薬剤が発売されてから概ね15年が経過して、企業の特許が切れた後に、他の企業がジェネリックを製造販売していますので、ジェネリックは概ね15年以上前に発売された薬ということになります。
厚生労働省は「後発医薬品(ジェネリック医薬品)は、先発医薬品と治療学的に同等であるものとして製造販売が承認され、一般的に研究開発に要する費用が低く抑えられることから、先発医薬品に比べて薬価が安くなっており、後発医薬品を普及させることは、患者負担の軽減や医療保険財政の改善に資する」とし、後発医薬品の使用を促進しております。当院では、品質や安全性に関して、薬剤の安定性試験、同等性試験等を製造会社のホームページ等で情報を入手の上評価し、安定供給体制に関する情報は卸売業者等より、在庫対応、発注から納入までの日数等の情報を入手し評価の上、ジェネリックの使用を積極的に行っております。
当院で採用していないジェネリックをご希望の患者様がいらっしゃいましたらお申し出ください。処方箋をお渡しし、院外薬局でのお薬の受け取りになります。ただし、院外薬局での調剤費などがかかりますので、少なからず割高になることも有り得ます。